ちょこっと山歩き
2007年10月25日18:38クサウラベニタケ 07きのこ036
10月22日なんか今日は毒きのこばかりと出会います(^^;
この写真のクサウラベニタケは、典型的な色をしていますが、形はちょっといびつ。
ほんとは、ウラベニホテイシメジ型のものをご紹介した方が、中毒防止には役立つんですが……
クサウラベニタケは、日本のきのこ中毒の、約半数を占めているといわれるきのこ。
えー、なんで? こんな茶色で、別においしそうでもないきのこなのに?
と、多くの方が思われるでしょう。
たぶん、中毒した人も、この写真みたいな典型的なクサウラベニタケならば、わざわざ採って食べたりはしなかったと思います。
ところがこいつ、すんごくやっかいなことに、とある人気食用きのことクリソツなことが多いんです。
その人気食用きのこの名前は、ウラベニホテイシメジ。
どのくらい似ているかというと、「地元のきのこ採り名人」と呼ばれている人でもたくさん中毒している、という事実から察することができると思います。
ところがウラベニホテイシメジというきのこは、日本中で食べられていて、土地によっては松茸より人気がある、というきのこなんですね。正直、あたしはあんまりおいしいと思わないんだけど(^^;;;;;
今年はまだウラベニホテイシメジに出会っていないのですが、過去にはさんざ写真も撮ったので、そのうち、昔の写真から選んでUPしますね。
ついでなので、ウラベニホテイシメジとクサウラベニタケを確実に区別する方法を二つ。
一つは、噛んでみること。
クサウラベニタケの毒は、かなり強いですが、命にかかわるところまではいきません。ちょっと傘を噛んで味を確かめ、すぐペッと吐けば、中毒したりしませんので、どうしてもウラベニホテイメジを自分で採って食べてみたい人は、「これだ!」と山で見つけた時、必ず、傘を噛んでください。
噛んでみて、苦ければ、ウラベニホテイシメジです。苦くなければ、毒きのこのクサウラベニタケだと思っていいと思います。
食用の方が苦い、毒の方は苦くない。これは決定的な区別点なので、我々シロートはこれに限ります。
この時、同じ場所に生えていたものでも、ひとつずつ傘を噛んで味を確かめること。
やっかいなことに、ウラベニホテイシメジとクサウラベニタケは、同じ場所に一緒に生えていることがよくあるんです。きのこ採り名人が失敗するのは、たぶん、このケースだと思います。
名人とか業者の場合、いちいち噛んでたら商品価値がなくなりますからねぇ、やむをえないと思いますが。
もうひとつ、見た目で区別する方法があります。
ウラベニホテイシメジの多くは(全部じゃないんですが)、傘に、白い粉をふりかけたようなかすり模様があり、その上に、親指で押したような、粉の抜けた斑が出ます。たとえば、小麦粉をトマトの表面にふりかけて余分な粉をさっとはらって、その上から親指をちょんちょんと押し付けたのを想像してください。そんな感じ。
ただしこの斑やかすり模様は、雨などに打たれたり、古くなったりするとわからなくなっちゃいます。
ただ、クサウラベニタケにはこの斑は出ないので、斑が出ていないものは採らない、と決めておけば安心だと思います。
つまり、自分で採った「ウラベニホテイシメジと思われるきのこ」を食べる時は、傘の親指斑を確認し、傘を生で齧り、苦いものだけ食べる。ウラベニホテイメジの苦さはかなり強いので、はっきりわかります。
図鑑には他にも、柄の中が詰まっていたらウラベニ、中空ならクサウラ、とか、クサウラは柄に絹糸のような光沢があるとか、いろいろと区別方法が出ていますが、いずれも絶対とは言えず、また、もう1種類、イッポンシメジというよく似た毒きのこもあって、こいつは柄が詰まっていたりするもんで、とにかくややこしいんです(^^;
ですので、苦味を確認できないきのこは食べない。これに限ります。
なお、地方によってはウラベニホテイシメジのことを「イッポンシメジ」と呼ぶところも多いので、地方の地きのこ屋さんで「イッポンシメジ」と書かれて売られていたら、たいていはウラベニホテイシメジことです。正式和名のイッポンシメジは毒きのこですので御注意。
また、地きのこ屋さんで、ウラベニホテイシメジに混ざってクサウラベニタケが売られていることはけっこうあります(^^; 毎年中毒事故が起こっています。今年もありました。また、地きのこを食べさせる料理屋さんでも中毒事故は発生しています。水にさらして調理してしまうと苦味はなくなるので、そうなると区別もできません。
わたしは、あまり好きでないこともあるんですが、料理屋さんでもウラベニホテイシメジは食べません。自分で採って苦味を確認したものでないと、正直、こわいです(^^;;;;;
栃木県や群馬県ではよく食べられているきのこですが、できるだけ信頼できるお店で買ったり食べたりしてくださいね。
2007年10月23日18:45カキシメジ 07きのこ035
10月22日ぱっと見た時、アカゲシメジか何かかな、と嬉しくて近寄ったんですが、カキシメジでした。
今日は、毒きのこばっかりと出遭う日らしい(笑)
昨年も書いた気がしますが、よく言われている「毒きのこを見分ける方法」なんてものは、実は大嘘です。決して信じてはいけません。
毒きのこを見分ける方法などは、存在していません。
そのきのこが毒か毒でないかは、めんどうでも、ひとつずつきのこの種類と特徴を憶えることで判断するしかありません。
中でも「色がおだやかなきのこは毒ではない(毒きのこは色が派手)」という俗説は、けっこうみなさん信じているんですよね。それから匂い。毒きのこは臭い、と思い込んでいる人も多いんです。
034のベニテングダケは確かに、色が派手な毒きのこですが、むしろそういうのは珍しいんですよ。
毒きのこの大部分は、特に目立つ色もしていないし、匂いも悪くありません。
「いかにも食べられそうな」毒きのこの代表選手が、この、カキシメジ。
この個体は傘の中央が黒ずんでいますが、普通は、おだやかな明るい茶色一色です。形もいかにもきのこ、って感じですし、匂いも悪くなく、すごく「食べられそう」なんですよねー。でも毒きのこ。
何度か見れば、見ただけで「あ、カキシメジかな」とわかるようになりますが、特徴は、裏返した時のヒダの染みです。白くてごく普通のヒダなんですが、茶色い染みが出るのがカキシメジの目印。ただ、たまに染みのないのもあります。この写真のものも、染みのない個体とある個体が混ざっていました。
いずれにしても、「いかにも食べられそう」でも、名前がわからないきのこは絶対に食べない。それが鉄則ですねー。
なお、地域によってきのこには「地方名」というのがついていて、それらは、正式和名と違うことがよくあります。
実は、前に紹介したクリフウセンタケも、正式和名はニセアブラシメジ。しかも、地域によってはこのニセアブラシメジを「カキシメジ」と呼ぶところもあるらしいです。
地元のきのこ採り名人、とか、山小屋のきのこ鑑定名人、というような人たちは、図鑑ではなく、子供の頃から親や地域の人たちから教わった知識できのこを鑑別、同定していますから、当然ながら、正式和名ではなく、地方名でおぼえています。そういう人たちにきのこ採り指南を受ける際には、その人たちが使っている地方名がなんであっても、必ず、図鑑で正式和名を調べておくようにした方がいいと思います。そうでないと、うっかり「カキシメジはおいしい」なんて知識を言葉だけで頭に入れてしまい、正式和名のカキシメジを見つけて誰かにそれがカキシメジというきのこだと聞いた時、おいしいんだ、と食べてしまう、というような事故も起こります。
正式和名の中には、どうも混乱がありそうだなあ、なんか違うなあ、と思うものもあるんですが(たとえばクリフウセンタケがそうですね。ニセアブラシメジとクリフウセンタケは、別のきのこなんじゃないか、とわたしは疑っています。よく似ているけれど明らかに特徴が違うきのこがあるんです)、それでも、毒きのことおいしいきのこを混同するような致命的な間違いは、正式和名を使って情報交換していれば起こりませんから、面倒でもちゃんと図鑑を調べて、正式和名をおぼえてくださいね。
2007年10月23日18:25ベニテングダケ 07きのこ034
10月22日例年なら、八ケ岳でこのきのこを見かけるのは9月の終わりからせいぜい10月の初め頃まで。この時期になって見ることはあまりないと思います。
今年は全国的に、きのこが二、三週間も遅れているそうな。八ケ岳も、標高の低いところは結局、出る時期を逃してしまったのか、きのこが不作で終わったようです。標高の高いところでは逆に、いつもの年より遅くまでいろんなきのこが出ているらしい。
さてベニテングダケ。姿形も可愛くて印象的、たとえばきのこの絵を子供が描くとすると、赤くて白い斑点のついたこのきのこを描いてしまうことが多いのは、ディズニーの影響だったりもするんでしょうが、見た目がそれだけインパクトがあるということですね。
よく知られている毒きのこです。ところが、長野県の飯田地方、上田地方では、食用にしていることでも知られています。
試しに食べてみた、あるいは、飯田出身の奴にすき焼きに入れて食べさせられた、という知人がおりますが、なぜか皆さん、無事(^^;
このきのこは、とってもおいしいらしいですね。
でも、ほんとに毒きのこなんですよ。だから無闇に試してみたりしないでね(^^;
もっとも、毒性は、命にかかわるほど強くはないようです。色違いのテングダケ(茶色に白い斑点)の方が毒性は強く、テングダケの中毒では衰弱死した例もあるとか。
ベニテングダケの場合、中毒した人の報告によれば、発汗、のぼせ、悪心、眩暈などで立っていられなくなり、何度も吐いた、とあります。俗に言われているような幻覚や性的興奮などはない、とのこと。いたずら半分に食べないよう御注意。
どうして食べても平気な人と中毒する人がいるのかは、解明されていないようです。が、毒成分は検出されているので、仮に中毒しなくても、肝臓などに毒が蓄積され、肝臓癌などの原因になる可能性はあります。
可愛い色や形を見て楽しむだけにしておく方が、いいと思います(^^;;;;
写真のものは、ほんとに生えたばかりの幼菌です。
2007年10月03日21:37一泊で八ケ岳へ
10/1から息子が秋休みです。といってもたった三日だけですが。でも土日とくっつけると五連休!
とは言え、土曜日は千葉の方までゲーム関連のイベントに出かけ、今日(3日)も友だちと約束して出かけ。
五連休だからどっか行こうか、と言っても「行けば」と言われてしまいました(涙)
でもめげないわたし(笑)
きのこ探しに八ケ岳へ一泊で行くことに。息子は留守番にしてもよかったんですが、泊るホテルは息子も気に入っている小淵沢のリゾナーレなので、連れて行きました。
でも10/1はあいにくの雨模様。早く出ても山歩きは無理かなということで、昼前にのんびり出ました。
小淵沢到着が二時。ホテルのチェックインは三時なので、お昼を食べにホテル近くの手打ち蕎麦屋さんへ。小淵沢もお蕎麦屋さんが増えましたねー。みんな手打ち蕎麦なので、全部食べ比べてみたい。
三時にチェックイン。
部屋で寝てる、という息子を残し、小雨の中、ホテル周辺のハイキングコースへ。一時間ほどほっつき歩きましたが、驚くほどきのこがありません。うーん、どうしたのかしら。先週の車山高原より標高が低いので、いいタイミングかなと思っていたんですが。夏の暑さのせいで遅れているのかしら。
タマゴタケをちらっと見つけました。採るほどのものではなかったけれど、その場所でタマゴタケを見るのは初めてです。今年はなぜか、全国的にタマゴタケばかり生えているみたいですね。夏が暑くて残暑も厳しかったのが、タマゴタケにはよかったのかな。
クロハツかニセクロハツかわからないきのこがあったので、部屋に持ち帰って割ってみました。結果はまた、きのこ写真でね(^^)
リゾナーレにも今年から、大浴場みたいな施設ができました。昨年まではお風呂は部屋風呂しかなくて、近くの温泉施設までバスで送迎してくれたんですが。新しい施設の名は「もくもく湯」。温泉ではなくただのお湯のようですが、混浴用露天風呂がついているのが面白い。ちゃんと混浴着が用意されていて、家族全員で一緒に入れるみたいです。わたしは女性用露天風呂で満足ですが(^^;
早い時間だったのでお風呂が空いていて、最初は貸しきり状態。ゆったりのんびり。
リゾナーレではいつも、気楽なグリルの方で食事します。前菜がビュッフェスタイルで食べ放題。お野菜がとってもおいしい。メインは何種類かの中から選べるグリル料理です。
お腹いっぱいになって、部屋でのんびり読書。最近、ものすごく仕事が忙しいので、たまにはあたまを休めないとパンクしそう。
一時過ぎに眠りに落ちました。
10/2は、八時頃目がさめて、爽快。天気は曇り。朝ご飯はパスして、寝まくっている息子はほっといて夫婦でまたハイキングコースへ。やっぱりきのこが少なくてちょっと残念でしたが、それでもアカハツのきれいなのを採りました。
10時頃部屋に戻り、息子を叩き起こして11時半にチェックアウト。ランチはホテルで済ませて、そのまま車で、八ケ岳へ。リゾナーレ付近より400メートル以上標高が上のあたりで山歩きに入りました。でも、昨年はいろんなきのこが顔を出していた林が、ほとんどきのこの影なし。キノボリイグチやカノシタなど、採れたのはほんの少しです。写真も、撮影したいような個体にはほとんど出逢わず。がっかり。
渋滞がいやなので、早めに帰路に。途中の長坂の地きのこ屋さんに。アカハツとカノシタだけじゃさみしいので、なんか買って帰ろうよ、ということに。ものすごく無愛想なおばさんが、何を質問しても意地悪くぶっきらぼうにしか答えてくれなかったんですが、売られているきのこの種類やその並べ方から、これはかなり勉強しているおばさんに違いない、と直感。意地悪な受け答えにめげずに話を続け、いつのまにか話がはずみ(笑)、最後は、買ったきのこの3倍くらいのおまけまでいただいてしまいました(^^)
おばさん、ありがとう。
またあとで写真出しますが、買ったのは、オオモミタケ、クリフウセンタケ、ショウゲンジです。
他の地キノコ屋では、たいてい、きのこをざるに山盛りにして売っているんですが、ここはちゃんと一本ずつ箱に並べてありました。こうするときのこ同士がくっつかないので、むれないし傷まない。しかもドライヤーで風をあてて、しっかり乾かしてあります。ここまでしている店は他に知りません。乾かすと軽くなるので、目方売りする時はお店が損しますよね。でも乾かさないと、すぐにきのこが傷んで腐ったり、中にいる虫が食い荒らして「ばくされる」という状態になってしまうんです。しっかり乾かすと虫も死にますし、生きていても外に出てしまいます。
売り方を見れば、ちゃんと勉強している人かどうかはすぐわかります。
おまけをいっぱいつけてもらって、ほくほくと帰宅。
渋滞は高速を降りてから少しだけで、順調に帰れました。でも帰ってから、採って来たきのこの同定、撮影、虫だし、買ったきのこの掃除、下ごしらえと、三時間以上奮闘。夕飯の支度にかかったのは七時半、できたのは九時前でした。ランチをホテルでしっかり食べていたからよかった(^^;;;;
というわけで、きのこ料理の数々が食卓に並びましたが、それもまたあとで写真でね(^^)
今日は、英会話と歯医者があったのでバタバタ。仕事もたまっています(涙)
明日も猛然と仕事だ……うー、またきのこ探しに行きたいよー。
とは言え、土曜日は千葉の方までゲーム関連のイベントに出かけ、今日(3日)も友だちと約束して出かけ。
五連休だからどっか行こうか、と言っても「行けば」と言われてしまいました(涙)
でもめげないわたし(笑)
きのこ探しに八ケ岳へ一泊で行くことに。息子は留守番にしてもよかったんですが、泊るホテルは息子も気に入っている小淵沢のリゾナーレなので、連れて行きました。
でも10/1はあいにくの雨模様。早く出ても山歩きは無理かなということで、昼前にのんびり出ました。
小淵沢到着が二時。ホテルのチェックインは三時なので、お昼を食べにホテル近くの手打ち蕎麦屋さんへ。小淵沢もお蕎麦屋さんが増えましたねー。みんな手打ち蕎麦なので、全部食べ比べてみたい。
三時にチェックイン。
部屋で寝てる、という息子を残し、小雨の中、ホテル周辺のハイキングコースへ。一時間ほどほっつき歩きましたが、驚くほどきのこがありません。うーん、どうしたのかしら。先週の車山高原より標高が低いので、いいタイミングかなと思っていたんですが。夏の暑さのせいで遅れているのかしら。
タマゴタケをちらっと見つけました。採るほどのものではなかったけれど、その場所でタマゴタケを見るのは初めてです。今年はなぜか、全国的にタマゴタケばかり生えているみたいですね。夏が暑くて残暑も厳しかったのが、タマゴタケにはよかったのかな。
クロハツかニセクロハツかわからないきのこがあったので、部屋に持ち帰って割ってみました。結果はまた、きのこ写真でね(^^)
リゾナーレにも今年から、大浴場みたいな施設ができました。昨年まではお風呂は部屋風呂しかなくて、近くの温泉施設までバスで送迎してくれたんですが。新しい施設の名は「もくもく湯」。温泉ではなくただのお湯のようですが、混浴用露天風呂がついているのが面白い。ちゃんと混浴着が用意されていて、家族全員で一緒に入れるみたいです。わたしは女性用露天風呂で満足ですが(^^;
早い時間だったのでお風呂が空いていて、最初は貸しきり状態。ゆったりのんびり。
リゾナーレではいつも、気楽なグリルの方で食事します。前菜がビュッフェスタイルで食べ放題。お野菜がとってもおいしい。メインは何種類かの中から選べるグリル料理です。
お腹いっぱいになって、部屋でのんびり読書。最近、ものすごく仕事が忙しいので、たまにはあたまを休めないとパンクしそう。
一時過ぎに眠りに落ちました。
10/2は、八時頃目がさめて、爽快。天気は曇り。朝ご飯はパスして、寝まくっている息子はほっといて夫婦でまたハイキングコースへ。やっぱりきのこが少なくてちょっと残念でしたが、それでもアカハツのきれいなのを採りました。
10時頃部屋に戻り、息子を叩き起こして11時半にチェックアウト。ランチはホテルで済ませて、そのまま車で、八ケ岳へ。リゾナーレ付近より400メートル以上標高が上のあたりで山歩きに入りました。でも、昨年はいろんなきのこが顔を出していた林が、ほとんどきのこの影なし。キノボリイグチやカノシタなど、採れたのはほんの少しです。写真も、撮影したいような個体にはほとんど出逢わず。がっかり。
渋滞がいやなので、早めに帰路に。途中の長坂の地きのこ屋さんに。アカハツとカノシタだけじゃさみしいので、なんか買って帰ろうよ、ということに。ものすごく無愛想なおばさんが、何を質問しても意地悪くぶっきらぼうにしか答えてくれなかったんですが、売られているきのこの種類やその並べ方から、これはかなり勉強しているおばさんに違いない、と直感。意地悪な受け答えにめげずに話を続け、いつのまにか話がはずみ(笑)、最後は、買ったきのこの3倍くらいのおまけまでいただいてしまいました(^^)
おばさん、ありがとう。
またあとで写真出しますが、買ったのは、オオモミタケ、クリフウセンタケ、ショウゲンジです。
他の地キノコ屋では、たいてい、きのこをざるに山盛りにして売っているんですが、ここはちゃんと一本ずつ箱に並べてありました。こうするときのこ同士がくっつかないので、むれないし傷まない。しかもドライヤーで風をあてて、しっかり乾かしてあります。ここまでしている店は他に知りません。乾かすと軽くなるので、目方売りする時はお店が損しますよね。でも乾かさないと、すぐにきのこが傷んで腐ったり、中にいる虫が食い荒らして「ばくされる」という状態になってしまうんです。しっかり乾かすと虫も死にますし、生きていても外に出てしまいます。
売り方を見れば、ちゃんと勉強している人かどうかはすぐわかります。
おまけをいっぱいつけてもらって、ほくほくと帰宅。
渋滞は高速を降りてから少しだけで、順調に帰れました。でも帰ってから、採って来たきのこの同定、撮影、虫だし、買ったきのこの掃除、下ごしらえと、三時間以上奮闘。夕飯の支度にかかったのは七時半、できたのは九時前でした。ランチをホテルでしっかり食べていたからよかった(^^;;;;
というわけで、きのこ料理の数々が食卓に並びましたが、それもまたあとで写真でね(^^)
今日は、英会話と歯医者があったのでバタバタ。仕事もたまっています(涙)
明日も猛然と仕事だ……うー、またきのこ探しに行きたいよー。
2005年10月25日11:57軽井沢?
軽井沢、ってのはいくらなんでも褒め過ぎでしょう、と笑っちゃったんですが、こうやって写真に撮ってみると、なるほど、まるで高原のようですね(^^)
1時間の散歩で、ハタケシメジ、コガネタケの他に、数種類のきのこを発見しました。
こんな身近で、嬉しい〜
でも夕方から夜になると、変質者が出るとかで、地元の人はパトロールしています。今日も、ボランティアの「わんわんパトロール」(犬の散歩のついでにパトロールする)の人と遭遇。
町の中に自然を残すのも、難しい。
それにしても、1時間歩いただけじゃ、たった2500歩しか万歩計がカウントしなかった。
人間って意外と、歩いていないものなのね〜
2005年10月14日16:10山よりだんご
お年寄りやお子様でも楽しめる散策コース、にしてはえらいきつかったやん、とトイレ休憩ついでに館内の地図を眺めていて……
……道、まちごうてた。
やっと気づきました。最初っから道を間違えていたことに(あほ〜)
うー、いらぬ山登りなんぞしてしもた。あした、足、むっちゃ痛かったらどうしよー、と、おのれのあほさ加減を呪いつつ、駐車場に戻ると、そこで売っていたのが「三頭山だんご」。
こういう時って、むしょうに、ものが食べたくなりませんか???
買ってしまってから、だんごがでかい、ということを実感し、持て余しました。。。
ああ、体力のいる誕生日であった。
でも帰宅してからネットで検索したら、都民の森から三頭山登山のコースは、山登りする人たちにとっては「はなうたコース」なんですね。
我々が、きのこがない、というので方向転換した地点からあと少しのところに、鞘口峠、という峠があり、そこからは尾根づたい、またはブナの森の中を頂上までいけるようになっていたみたい。ブナの原生林はきのこ探しにもいいので、行ってみたいなあとは思うものの、やっぱり登山するにはからだがなまり過ぎてます。まずは膝を治さないとねえ。だいたい、ネットに登山の感想とか書いてる人は「鞘口峠までは15分で到着。楽勝」とか書いてるんだもん……悪かったわね、あたしは峠の手前までで30分かかって、いい加減イヤんなったわよっ。
でもいいんだ。フジウスタケ見たし(^^)
あそこでの方向転換は、フジウスタケがあたしを呼んだのね、と思うことにします。
お初のきのこに出あえた誕生日。自然からのささやかなプレゼントでした(^^)
2005年10月14日15:45サケツバタケ
とにもかくにも、黒滝めざして細い道を下りました。
細くて片側が崖、という点をのぞけば、ちゃんと整備されているとてもいい登山道です。しかし膝が痛いわたし、傾斜のきついところでは、膝をかばってへっぴり腰になってしまうので、このままでは誕生日が命日になってしまう、と、意を決して、坂道にお尻をつけて手で漕いですべり下りました(笑)
これだとすっ転ぶ心配はないのよ〜 ただし、ジーンズのお尻が破ける危険が……
なんとか下までもってくれ、ジーパン!
なんだかんだ大騒ぎをしつつ、でも実際には10分足らずで黒滝に無事到着。ああよかった、生きて戻れた(笑)
森林館まで戻る途中、捨てられたワラの山の中に顔を出していたのがこれ。
パッと見ると、とってもおいしそうなきのこでしょ?
でもこの状態では正体がわかりませんでした。傘の色からサケツバタケだろうと見当はつけましたが。
そーっとワラをとり除いて柄から下を観察、まだ幼菌で、傘にはまくがはっていたので、サケツバタケの特徴である青っぽい色の胞子や、星形に裂けるつばは確認できませんでしたが、横に生えていた老菌のつばがなんとなーく星形だったので、サケツバタケに間違いないと思います。
見た目のとおり、そこそこおいしいきのこです。ちょっと土っぽいというか独特の風味があって、どんな料理でもいけるというわけではないですが。
2005年10月14日15:30フジウスタケ
やった、これでさっきの滝のところに戻れる!!! と喜んでそちらに曲がった途端、わっ。
坂道が急だよぉ〜 標高の違うところにある散策路とハイキングコースを結ぶ連絡路なので、急なのは当たり前なんですが、それでなくても膝、痛いのに、下りがきついのはつらいっす。
(急、と言っても、わたしにとっては、ですけど。実際には初心者コースの登山道程度に過ぎません。配偶者はとっとと下りてしまいます……)
転げたら崖から転落するので、転げるわけにはいかず、へっぴり腰で一歩ずつ下りること5分。
ふと横を見ると……あれっ!!!
やったーっ。遂に、本日のきのこ撮影のスター発見!
って、これがスターかい、なんやけったいなきのこやな、と思われると思います。実際、けったいなきのこです(笑)
フジウスタケ。写真は二個ですが、ほぼ垂直になった崖に十数個が生えていました。
なんでこれがスターか、って言うと、これまで一度も見たことがないからなのです。モミなどの針葉樹林ではありふれたきのこですが、京都周辺の山では遂に出会えませんでした。
ゆでこぼせば食べられるらしいけど、いちおう、毒きのこです。
お初のきのこを見つけると、もう写真を撮りまくり。これで誕生日に肉体労働(労働やないけど)したかいがあったっつーもんです(^^)
2005年10月14日15:20ハタケシメジ
これはハタケシメジ。たった二本だけありました。たまたま何かで土が崩れたらしく(あるいはハイキングの人がひっこ抜いた?)、すでにこういう状態。
でもまだひからびてはいなかったけど。
ハタケシメジは人里や人家の近く、公園の花壇などにも顔を出すきのこで、大変に美味。味はホンシメジ(スーパーで売ってるやつではありません。天然のホンシメジです。スーパーで売ってるのは、ブナシメジまたはヒラタケの人工栽培品)にまさるとも劣らない素晴らしいもので、ホンシメジのようにぷつっと切れる歯切れと肉の緻密さはありませんが、もっと抵抗感のある噛み心地でさっぱりとした肉質なので、人によってはハタケシメジの方が好みかも知れないくらい。
ただ、土中の栄養分から生えるきのこなので(埋もれた木材とか)、その栄養分の種類や成長のスピードによっては、白っぽく水っぽくなってあまりおいしくない場合もあります。ホンシメジでもシロフよりはクロフの方がおいしいけれど、ハタケシメジも、白くてやわらかいものよりは、どっしりとして傘が黒く、固いものの方が味がいいようです。
ちなみに、ハタケシメジも十年ほど前に人工栽培に成功し、二、三年前からスーパーなどに並ぶようになりました。形はブナシメジ(ホンシメジとかヤマビコホンシメジという商品名で売られている)そっくりですが、大型で、肉質はしっかりしていて、ダシがすごく出ます。ブナシメジの人工栽培品は苦味があるものが多いけど、ハタケシメジは人工栽培でも苦味は出ません。炒めても鍋に入れてもすごくおいしい。ブナシメジよりは高いですけど、きのこが好きな人なら、ハタケシメジの方が格段においしいのでおすすめ。
でも人工栽培品は、天然もののようなこっくりとした味はしません。
2005年10月14日15:00謎のきのこ
でも、とにかく道が細いんです。途中、ミネシメジやらハタケシメジやら、ぽつぽつと被写体を見つけたものの、写真を撮ろうとカメラを固定する足場もない。木の根っこに掴まって片手でシャッターを切るみたいなことばかりしていて、次第に疲れて来ます。で、それでなくても運動不足の上に生まれつき運動神経がにぶく、目が悪くて足下の距離感がつかめないわたくしは、予想通り、浮き石を踏んではすべり、木の根っこに躓いては転び……ジーンズ泥だらけ、足、痣だらけ(涙) おまけに全身にトゲトゲとか刺さるし。
それでも、転んだひょうしに木の根の下、雨で土が流れた空洞の中に見つけたのがこのきのこ。
土の穴蔵みたいなところに生えているのが画面でもわかるかな。
傘の直径は二センチほどの小さなきのこです。
山と渓谷社の「日本のきのこ」が、今、手元にないので、調べられないのですが、確かに図鑑で見た記憶がある……
これは何だか、おわかりの方はメールくださいまし〜
