こんなDVD観ました。
2008年01月21日15:59『北の国から vol.1-6』
これは昨年の秋からお正月にかけて、ぽつりぽつりと借りて観ました。
テレビドラマシリーズの、連ドラ全編。
このドラマが国民的人気を博していた頃、わたしは大学生で、テレビってもんをほんど観なかった時期でした。なので、ちゃんと観たのは今回がはじめて。再放送をちらちらと観てはいたんですが。
とにかくうまいよな、吉岡くん。ってか、純。この子役がいなかったら、ドラマそのものが成功しなかっただろうな、と思わせるくらいうまい。
もちろん、まわりを固めている俳優さんたちが、そろいもそろって個性派で、存在感がある、というのもすごいことなんですが。
脚本の良さは今さら言うに及ばず。
それでもやっぱり、いちばんの主役は、富良野の自然そのもの、ですね。
すでに亡くなっている名優が出て来るのも、30年近い時を経て、感慨深い。
伊丹十三さんの「おじさん(の恋)はぜーんぶ終わった」というセリフには、いろんなことを考えて涙が出ました。伊丹さん、もっともっと長生きしてほしかった。
黒板五郎の「生き方」って、わたしは好きになれないんですよ。自己満足のためにいろんな人に気をつかわせる、というのは、なんか違う、と思ってしまう。それでも、心のどこかで憧れます。何もかも犠牲にしてでも、こんな生き方をしてみたかった、とも思う。
いずれにしても、わたし自身もう、このドラマがスタートした時の黒板五郎より年上になってしまいました。
わたしの人生も残り半分を切っています。
どんな生き方をしたいのか、したかったのか、考える時期に来ているんだと思います。
テレビドラマシリーズの、連ドラ全編。
このドラマが国民的人気を博していた頃、わたしは大学生で、テレビってもんをほんど観なかった時期でした。なので、ちゃんと観たのは今回がはじめて。再放送をちらちらと観てはいたんですが。
とにかくうまいよな、吉岡くん。ってか、純。この子役がいなかったら、ドラマそのものが成功しなかっただろうな、と思わせるくらいうまい。
もちろん、まわりを固めている俳優さんたちが、そろいもそろって個性派で、存在感がある、というのもすごいことなんですが。
脚本の良さは今さら言うに及ばず。
それでもやっぱり、いちばんの主役は、富良野の自然そのもの、ですね。
すでに亡くなっている名優が出て来るのも、30年近い時を経て、感慨深い。
伊丹十三さんの「おじさん(の恋)はぜーんぶ終わった」というセリフには、いろんなことを考えて涙が出ました。伊丹さん、もっともっと長生きしてほしかった。
黒板五郎の「生き方」って、わたしは好きになれないんですよ。自己満足のためにいろんな人に気をつかわせる、というのは、なんか違う、と思ってしまう。それでも、心のどこかで憧れます。何もかも犠牲にしてでも、こんな生き方をしてみたかった、とも思う。
いずれにしても、わたし自身もう、このドラマがスタートした時の黒板五郎より年上になってしまいました。
わたしの人生も残り半分を切っています。
どんな生き方をしたいのか、したかったのか、考える時期に来ているんだと思います。
2008年01月21日14:38『ヅラ刑事』
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6514
公式HPではありませんが詳しいです。
だはははは(^^;;;;
こんなもん借りちゃったよー(笑)
B級とかなんとかいうよりむしろ、ヤケクソ、と言った方がいい映画(笑)
この手のものがお好きな方にはたまらないと思いますが、苦手な方にもたまらない(意味が違うが)と思います。
脱力ギャグ、というか、笑うべきか怒るべきか判断に困るような
しょーもな!
としか表現できないギャグが絶え間なく繰り出され、センスのかけらもない主題歌(す、すみません。。。)、しかも今時ちょっと珍しいド演歌がしつこく流れ、でも役者さんたちはすごい一所懸命やってんなー、というのがひしひしと伝わって来るのでなおさらイタくて。
ある意味、これはすごい。確かに、河崎実監督が繰り出す「仰天」映画第三弾だけのことはあるかもしれません(がないかもしれない)。
えっと、わたしの純粋な好みからいえば、これにレンタル代払ってしまったのは痛恨の極みですが、息子はバカウケして大喜びしていたので、家庭の団らん、という意味では、とってもお得でした(笑)
笑いのレベルとしては、小学生男子向け、ですが、一部、小学生向けでないギャグがまざっているので、ご家庭でご覧の際にはご注意ください。うちは高校生なので注意しませんでした(笑)
それにしてもストレートだよなあ、タイトル。「ヅラ刑事」って。。。
公式HPではありませんが詳しいです。
だはははは(^^;;;;
こんなもん借りちゃったよー(笑)
B級とかなんとかいうよりむしろ、ヤケクソ、と言った方がいい映画(笑)
この手のものがお好きな方にはたまらないと思いますが、苦手な方にもたまらない(意味が違うが)と思います。
脱力ギャグ、というか、笑うべきか怒るべきか判断に困るような
しょーもな!
としか表現できないギャグが絶え間なく繰り出され、センスのかけらもない主題歌(す、すみません。。。)、しかも今時ちょっと珍しいド演歌がしつこく流れ、でも役者さんたちはすごい一所懸命やってんなー、というのがひしひしと伝わって来るのでなおさらイタくて。
ある意味、これはすごい。確かに、河崎実監督が繰り出す「仰天」映画第三弾だけのことはあるかもしれません(がないかもしれない)。
えっと、わたしの純粋な好みからいえば、これにレンタル代払ってしまったのは痛恨の極みですが、息子はバカウケして大喜びしていたので、家庭の団らん、という意味では、とってもお得でした(笑)
笑いのレベルとしては、小学生男子向け、ですが、一部、小学生向けでないギャグがまざっているので、ご家庭でご覧の際にはご注意ください。うちは高校生なので注意しませんでした(笑)
それにしてもストレートだよなあ、タイトル。「ヅラ刑事」って。。。
2008年01月21日14:27『ドリームガールズ』
お正月休みに観たDVDのレビューがたまっていました。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id326032/
↑
yahoo映画
今さら説明する必要もない大ヒット映画ですね。
シュープリームスをモデルに、モータウン・サウンドの誕生と、三人の歌姫の人生とを、素晴らしい楽曲と共に華やかにつづる、名作ミュージカルの映画化。
でも期待した以上に音楽がよかったー。かなり濃い曲ばかりですが、やっぱ濃くないとね、うそですよね。
ビヨンセは美しくて、若かった頃のダイアナ・ロスをイメージさせるものはありましたが、やっぱこの映画の「
主役」はジェニファー・ハドソンでしょう。どうしてジェニファーが「助演女優賞」なのか(笑)、その点だけがわかりません。
ストーリーは、女の子グループのサクセス・ストーリー、歌はうまいのに容姿がいまいちだった女の子の挫折と復活、それに、モータウン・サウンドの裏話に、人種問題、と、ツボを心得た展開で、さすがに伝説のミュージカルと呼ばれる作品だけあります。
映画もいいけど、これはやっぱ舞台で観たいなあ。
ジェニファー・ハドソン、ゴスペル歌手としては実力派だそうですが、映画は初めて、演技も初めてだそうですね。それでこの出来はすごい。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id326032/
↑
yahoo映画
今さら説明する必要もない大ヒット映画ですね。
シュープリームスをモデルに、モータウン・サウンドの誕生と、三人の歌姫の人生とを、素晴らしい楽曲と共に華やかにつづる、名作ミュージカルの映画化。
でも期待した以上に音楽がよかったー。かなり濃い曲ばかりですが、やっぱ濃くないとね、うそですよね。
ビヨンセは美しくて、若かった頃のダイアナ・ロスをイメージさせるものはありましたが、やっぱこの映画の「
主役」はジェニファー・ハドソンでしょう。どうしてジェニファーが「助演女優賞」なのか(笑)、その点だけがわかりません。
ストーリーは、女の子グループのサクセス・ストーリー、歌はうまいのに容姿がいまいちだった女の子の挫折と復活、それに、モータウン・サウンドの裏話に、人種問題、と、ツボを心得た展開で、さすがに伝説のミュージカルと呼ばれる作品だけあります。
映画もいいけど、これはやっぱ舞台で観たいなあ。
ジェニファー・ハドソン、ゴスペル歌手としては実力派だそうですが、映画は初めて、演技も初めてだそうですね。それでこの出来はすごい。
2007年10月30日17:34『プラダを着た悪魔』
公式サイトがまだありました。
http://movies.foxjapan.com/devilwearsprada/
原作を読んで、面白かったのでここでもレビューしたのですが、映画は、観たいと思いながら行かれませんでした。自宅近くにもシネコンはあるんですが、なんとなく映画って、気持ちにゆとりがある時に観たいので、仕事に追われているとなかなか観に行かれないんですよね。
映画を観た人の評判はとってもよかったし、メリル・ストリープですからねー、はずす心配はないと思ってましたが、いやいや、面白かった(^^)
やっぱすごい存在感です、メリル・ストリープ。迫力が違うというか。それになんて豪華なんだろう、画面の中のみんなの服やバッグや靴……
ファション好きな人なら、物語なんかそっちのけで服やバッグをチェックしまくりですね。
日本でもプラダのバッグはもちろん人気ありますが、メリル・ストリープが薄いピンクのブラダのバッグを持って登場する画面を観て、やっぱブランド品ってのは、持つ人を選ぶのねぇ、としみじみ。
原作の方がミランダのキャラはぶっ飛んでて、わけわかめでした。映画は、傲慢でタカビーではあっても、筋は通ってて「わかる」性格になってましたね。わたしは原作の、どっかヌケてて、わけのわからないミランダも好きだけど、メリル・ストリープ演じる映画のミランダには、もうぞっこん!
アンドレアの方は、原作は最後までちょっとどうよ、というつまんない女のままでしたが、映画はうまいことまとめてあって、アンドレアに対する好感度は映画の方が高いかなー。でもやっぱ、ミランダを応援しちゃいますよ。結局のところ、アンドレアは打算的なつまらない優等生に過ぎないし、第一、男の趣味が悪い(笑)
誕生日に残業したくらいで、あんなに露骨に機嫌悪くなるような男は、さっさと捨てましょう(笑)
あとあと、自分がステップアップするたびに、あの男はおもしになるよ。
ただひとつ、原作で大好きな場面がなかったのは残念。原作で、ミランダがパーティ会場だったかギャラリーだったかに、ひとりでいるところがあるんですが、ミランダに腹をたてていたアンドレアがそこに来て、ミランダのあまりの「美しさ」に、まるで1枚の絵を観ているようだ、とうっとりする場面があるんです。原作がとても小説として優れていると思ったのはその場面でした。ミランダは、美人というわけではなく、年齢も40代にはなっている設定。それまで、着ている服やバッグはすごい、スタイルがいい、という描写は出て来るけど、絵のように美しい、なんて表現はなかった。それがその場面で、アンドレアは、ミランダの存在そのものに圧倒され、賛美します。その美しさは、ミランダという人が、ファッションの世界でひつずつ積み上げて来た世界の中心にいたからこそ、発せられた美しさだったわけですね。作中の「ランウエイ」という雑誌は、もちろん、あのヴォーグがモデルになっていると思われますが(原作者は実際にヴォーグで働いていたそうな)、「ヴォーグ」という雑誌は、ファッションを芸術の域に高めた雑誌と言われています。どれだけ多くのデザイナー、アーチストたちが、あの雑誌にインスパイアされたり、雑誌に育てられたりして来たか。その歴史の上に君臨する「ファッションのミューズ」としてのミランダをアンドレアが「認める」その場面が、映画で表現されていなかったのがとっても残念。
まあかわりに、原作にはない「女としてのミランダ」が印象づけられる場面があったので、監督の意図はわかりましたが。
いずれにしても、この映画は、何度も見返して楽しみたいので、DVD買っちゃおっと。
http://movies.foxjapan.com/devilwearsprada/
原作を読んで、面白かったのでここでもレビューしたのですが、映画は、観たいと思いながら行かれませんでした。自宅近くにもシネコンはあるんですが、なんとなく映画って、気持ちにゆとりがある時に観たいので、仕事に追われているとなかなか観に行かれないんですよね。
映画を観た人の評判はとってもよかったし、メリル・ストリープですからねー、はずす心配はないと思ってましたが、いやいや、面白かった(^^)
やっぱすごい存在感です、メリル・ストリープ。迫力が違うというか。それになんて豪華なんだろう、画面の中のみんなの服やバッグや靴……
ファション好きな人なら、物語なんかそっちのけで服やバッグをチェックしまくりですね。
日本でもプラダのバッグはもちろん人気ありますが、メリル・ストリープが薄いピンクのブラダのバッグを持って登場する画面を観て、やっぱブランド品ってのは、持つ人を選ぶのねぇ、としみじみ。
原作の方がミランダのキャラはぶっ飛んでて、わけわかめでした。映画は、傲慢でタカビーではあっても、筋は通ってて「わかる」性格になってましたね。わたしは原作の、どっかヌケてて、わけのわからないミランダも好きだけど、メリル・ストリープ演じる映画のミランダには、もうぞっこん!
アンドレアの方は、原作は最後までちょっとどうよ、というつまんない女のままでしたが、映画はうまいことまとめてあって、アンドレアに対する好感度は映画の方が高いかなー。でもやっぱ、ミランダを応援しちゃいますよ。結局のところ、アンドレアは打算的なつまらない優等生に過ぎないし、第一、男の趣味が悪い(笑)
誕生日に残業したくらいで、あんなに露骨に機嫌悪くなるような男は、さっさと捨てましょう(笑)
あとあと、自分がステップアップするたびに、あの男はおもしになるよ。
ただひとつ、原作で大好きな場面がなかったのは残念。原作で、ミランダがパーティ会場だったかギャラリーだったかに、ひとりでいるところがあるんですが、ミランダに腹をたてていたアンドレアがそこに来て、ミランダのあまりの「美しさ」に、まるで1枚の絵を観ているようだ、とうっとりする場面があるんです。原作がとても小説として優れていると思ったのはその場面でした。ミランダは、美人というわけではなく、年齢も40代にはなっている設定。それまで、着ている服やバッグはすごい、スタイルがいい、という描写は出て来るけど、絵のように美しい、なんて表現はなかった。それがその場面で、アンドレアは、ミランダの存在そのものに圧倒され、賛美します。その美しさは、ミランダという人が、ファッションの世界でひつずつ積み上げて来た世界の中心にいたからこそ、発せられた美しさだったわけですね。作中の「ランウエイ」という雑誌は、もちろん、あのヴォーグがモデルになっていると思われますが(原作者は実際にヴォーグで働いていたそうな)、「ヴォーグ」という雑誌は、ファッションを芸術の域に高めた雑誌と言われています。どれだけ多くのデザイナー、アーチストたちが、あの雑誌にインスパイアされたり、雑誌に育てられたりして来たか。その歴史の上に君臨する「ファッションのミューズ」としてのミランダをアンドレアが「認める」その場面が、映画で表現されていなかったのがとっても残念。
まあかわりに、原作にはない「女としてのミランダ」が印象づけられる場面があったので、監督の意図はわかりましたが。
いずれにしても、この映画は、何度も見返して楽しみたいので、DVD買っちゃおっと。
2007年10月23日14:56『呪い村436』
公式HPが見つからなかったので、yahoo映画のサイトから。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id326835/
まずわたしの失敗は、ぼすれんのリスト見て題名から国産ホラーだと思い込んで借りてしまったことでした(笑)
再生してすぐ、ありゃ、アメリカ製かいな、と間違いに気づいたので、その時点で「呪い村」というストレートなタイトルに期待した「B級度」は得られないだろうなあ、と半分達観。
想像通り、真面目に作られた映画でした〜(^^;;;;
いやー、わたしね、ホラーはB級に限るわい、というやつなもんで、これみたいに、クソ真面目に作ったホラーサスペンスは、見終わってから、「まじめだったね」としか言えなくなっちゃうんですよね。この映画に比べたら、音とか役者の顔で脅かしてる「サイコ」とかの方がB度が高いもんな(笑)
B級と呼ぶにはきまじめすぎ、かと言って、A級なのかというとそれにはいろんな面でもの足りず。
こういう生真面目なホラーが好きな人も多いとは思うので、借りたらそれなりに楽しめるとは思いますが。
ただ、物語にかなり無理があって、つっこむと成立しなくなっちゃうような部分が多いので、理屈をこね出したら脚本がだめっぽ、ということになっちゃうんだろうなあ。
それでも、発想は面白いですよね。なるほど、カルト集団っていうのは、単純化するとこういうもんなんだなあ、とわかる。
ただ、436の意味づけがねぇ、あれではあんまりアホらしいでしょう(^^;;;; 途中、主人公が436の謎を解こうといろいろ計算とかしてる場面があったので、てっきり、「おお、なるほど〜」というような宗教的あるいは悪魔的な理由が明かされるのかとワクワクしてたんですけど……
冒頭から張られている伏線は、なかなか効いてますね。日本の過疎化が進んでいる村なんかは、一定の人口を保つ為にわざわざ村祭りで●●なんかしなくても、どんどん人が流出していっちゃうわけですから、流出に対しての過剰反応も頷けるし、冒頭とラストの廃車の数からして、村で起こっていることの「真相」を考えた時、それが伝統ではなく狂信である、というのもちゃんと示されているし。
でも、そういう細かいところの丁寧さがかえって、全体の迫力を欠いた感はありますね。
かなり意図的に、残虐・残酷シーンはほとんど省かれ、唯一と言える●●場面もあっさりしてたし。
たぶんこの映画、ホラーとしてではなく、お茶の間に放映できるサスペンスとして作られたんだろうなあ。
特典付きビデオには「もうひとつの結末」が入っていたみたいですね。レンタルのはどうだったかしら、気づかないで返してしまった……
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id326835/
まずわたしの失敗は、ぼすれんのリスト見て題名から国産ホラーだと思い込んで借りてしまったことでした(笑)
再生してすぐ、ありゃ、アメリカ製かいな、と間違いに気づいたので、その時点で「呪い村」というストレートなタイトルに期待した「B級度」は得られないだろうなあ、と半分達観。
想像通り、真面目に作られた映画でした〜(^^;;;;
いやー、わたしね、ホラーはB級に限るわい、というやつなもんで、これみたいに、クソ真面目に作ったホラーサスペンスは、見終わってから、「まじめだったね」としか言えなくなっちゃうんですよね。この映画に比べたら、音とか役者の顔で脅かしてる「サイコ」とかの方がB度が高いもんな(笑)
B級と呼ぶにはきまじめすぎ、かと言って、A級なのかというとそれにはいろんな面でもの足りず。
こういう生真面目なホラーが好きな人も多いとは思うので、借りたらそれなりに楽しめるとは思いますが。
ただ、物語にかなり無理があって、つっこむと成立しなくなっちゃうような部分が多いので、理屈をこね出したら脚本がだめっぽ、ということになっちゃうんだろうなあ。
それでも、発想は面白いですよね。なるほど、カルト集団っていうのは、単純化するとこういうもんなんだなあ、とわかる。
ただ、436の意味づけがねぇ、あれではあんまりアホらしいでしょう(^^;;;; 途中、主人公が436の謎を解こうといろいろ計算とかしてる場面があったので、てっきり、「おお、なるほど〜」というような宗教的あるいは悪魔的な理由が明かされるのかとワクワクしてたんですけど……
冒頭から張られている伏線は、なかなか効いてますね。日本の過疎化が進んでいる村なんかは、一定の人口を保つ為にわざわざ村祭りで●●なんかしなくても、どんどん人が流出していっちゃうわけですから、流出に対しての過剰反応も頷けるし、冒頭とラストの廃車の数からして、村で起こっていることの「真相」を考えた時、それが伝統ではなく狂信である、というのもちゃんと示されているし。
でも、そういう細かいところの丁寧さがかえって、全体の迫力を欠いた感はありますね。
かなり意図的に、残虐・残酷シーンはほとんど省かれ、唯一と言える●●場面もあっさりしてたし。
たぶんこの映画、ホラーとしてではなく、お茶の間に放映できるサスペンスとして作られたんだろうなあ。
特典付きビデオには「もうひとつの結末」が入っていたみたいですね。レンタルのはどうだったかしら、気づかないで返してしまった……
2007年10月04日18:26『ライフ・アクアティック』
公式HPがまだありますね。
http://www.movies.co.jp/lifeaquatic/
いや〜、わたしはこれ、ツボにはまったというか、「たるいなー」とは思いつつも、ニヤニヤしながら最後まで、トイレにも行かずに観てしまいました(笑)
ビル・マーレイが好き、ってのももちろんありますが。
でも、すべての皆さんに、力をこめておすすめできるかといえば……微妙(^^;
すごくおおざっぱにきめつけてしまえば、とても豪華な俳優陣を使って真面目に作った、脱力系B級コメディ、なんだと思います。
でもただ笑わせることが目的で創られていないので、笑わせる、という点では、笑いを追求する作品とは比較できないくらい、だめかもしれない。人によっては、どこもおかしくない、と思うかも。
でも、一度ツボにはまると、とにかくおかしい。もう一場面一場面、おかしいです(笑)
わたしにとっては永遠に「眠れぬ夜のために」の不眠症サラリーマンであるところのジェフ・ゴールドブリムが、いつのまにか、すんごいマッチョデブになっている、というだけでもおかしい。(ってそれは、映画とは無関係なんだけど)
なんと言えばいいのかなあ、これまで観て来た映画歴とか、自分の人生観とか、そういのがみんな合わさった上で「おかしくなる」、そんな映画ですね。
コダールふうのチープな小道具を、ポップで可愛いと感じるか、つまんねー子供だまし、と感じるかは、とても微妙な境界の問題なんですよね。
作品の芯のところが「老人と海」なんだ、と気づくラストは、感動的と言えば感動的です。でもその場面でさえ、ツボにはまっていたわたしは、「模様がジャガーじゃがー」とかってすんごい脱力するダジャレを思わず口走りながら、笑い転げておりました。あほ。
パロディにされていた「驚異の世界」、懐かしい〜
いっぱい映画を観た映画通で、なおかつ、あたまが豆腐な方には絶対おすすめ。
わたし程度の映画がちょっと好きくらいの人でも、あたまが豆腐またはわかめな方にはおすすめ。
http://www.movies.co.jp/lifeaquatic/
いや〜、わたしはこれ、ツボにはまったというか、「たるいなー」とは思いつつも、ニヤニヤしながら最後まで、トイレにも行かずに観てしまいました(笑)
ビル・マーレイが好き、ってのももちろんありますが。
でも、すべての皆さんに、力をこめておすすめできるかといえば……微妙(^^;
すごくおおざっぱにきめつけてしまえば、とても豪華な俳優陣を使って真面目に作った、脱力系B級コメディ、なんだと思います。
でもただ笑わせることが目的で創られていないので、笑わせる、という点では、笑いを追求する作品とは比較できないくらい、だめかもしれない。人によっては、どこもおかしくない、と思うかも。
でも、一度ツボにはまると、とにかくおかしい。もう一場面一場面、おかしいです(笑)
わたしにとっては永遠に「眠れぬ夜のために」の不眠症サラリーマンであるところのジェフ・ゴールドブリムが、いつのまにか、すんごいマッチョデブになっている、というだけでもおかしい。(ってそれは、映画とは無関係なんだけど)
なんと言えばいいのかなあ、これまで観て来た映画歴とか、自分の人生観とか、そういのがみんな合わさった上で「おかしくなる」、そんな映画ですね。
コダールふうのチープな小道具を、ポップで可愛いと感じるか、つまんねー子供だまし、と感じるかは、とても微妙な境界の問題なんですよね。
作品の芯のところが「老人と海」なんだ、と気づくラストは、感動的と言えば感動的です。でもその場面でさえ、ツボにはまっていたわたしは、「模様がジャガーじゃがー」とかってすんごい脱力するダジャレを思わず口走りながら、笑い転げておりました。あほ。
パロディにされていた「驚異の世界」、懐かしい〜
いっぱい映画を観た映画通で、なおかつ、あたまが豆腐な方には絶対おすすめ。
わたし程度の映画がちょっと好きくらいの人でも、あたまが豆腐またはわかめな方にはおすすめ。
2007年09月02日01:34『コンスタンティン』
公式サイトは見当たらなかったのでいちおうこれを
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=320372
いやはや(笑)
ひさびさに観たB級ってかカルト。けっこう笑えましたので(ホラーなんですけど)、レンタルして損したとは思わないですが、人生でこれを観ていた二時間が得だったかと言えば、別に観なくてもよかったし、ってとこでしょうか。
とにかく、キアヌ・リーブスが嫌いな人は絶対借りない方がいいですよ、損したと思うから。
逆にキアヌが好きな人だったら、ある意味この映画はマトリックスより萌えるかも(^^)
マトリックスの主人公はありていに言えばただの正義の味方だけど、この映画ではキアヌ、地獄に行くのがいやで神様に点数稼ぎするため、ルールを破って人間界をうろうろしてる半分悪魔(あるいは半分天使ってのもいる)を地獄に送り返すエクソシストです。性格悪いしヘビースモーカーだしだらしないし。でもキアヌらしさがすっごく出てたなあ。
とは言え、実はわたし、キアヌがそんなに好きでもないもんで(^^;、やっぱりこの映画自体は、劇場で観てたら激怒していたかも(笑)
原作がアメリカン・コミックスなんですね。どうりで、と、腑に落ちました。確かにコミック的展開なんです、すべてにおいて。荒唐無稽だけど、絵としてはわかりやすい展開。
ある意味新鮮だったのは、天国と地獄、神と悪魔、みたいなでっかいスケールの問題を、ものすんごい矮小な、ちっさいところでああだこうだ戦ってるって点(笑)
観ていて思わず「ちっちぇ〜!」と叫んでしまいました(笑)
CGは凡庸。全体の雰囲気やCGの味付けはマトリックスのぱくり、ってか、キアヌを主演にした時点で、マトリックス的に、という意図があったんでしょう。
この手の映画にツッコミを入れるのは野暮かも知れませんが、自宅でレンタルDVDで楽しむなら、ちょっとアルコールを摂取した上で、盛大にツッコミつつ観るのがいちばん楽しいかも。
わたし的には、ルシファーに中指立てるとこが気に入った。
一緒に観ていた夫は、見終わってから嬉しそうに「つまり悪魔が●●を治してくれる映画やったんやー」と言いました。ちなみに夫、節煙中ですが禁煙できないだめ男っす(涙)
とにかく、キアヌが好きでないなら、観ない方がいいと思いまする。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=320372
いやはや(笑)
ひさびさに観たB級ってかカルト。けっこう笑えましたので(ホラーなんですけど)、レンタルして損したとは思わないですが、人生でこれを観ていた二時間が得だったかと言えば、別に観なくてもよかったし、ってとこでしょうか。
とにかく、キアヌ・リーブスが嫌いな人は絶対借りない方がいいですよ、損したと思うから。
逆にキアヌが好きな人だったら、ある意味この映画はマトリックスより萌えるかも(^^)
マトリックスの主人公はありていに言えばただの正義の味方だけど、この映画ではキアヌ、地獄に行くのがいやで神様に点数稼ぎするため、ルールを破って人間界をうろうろしてる半分悪魔(あるいは半分天使ってのもいる)を地獄に送り返すエクソシストです。性格悪いしヘビースモーカーだしだらしないし。でもキアヌらしさがすっごく出てたなあ。
とは言え、実はわたし、キアヌがそんなに好きでもないもんで(^^;、やっぱりこの映画自体は、劇場で観てたら激怒していたかも(笑)
原作がアメリカン・コミックスなんですね。どうりで、と、腑に落ちました。確かにコミック的展開なんです、すべてにおいて。荒唐無稽だけど、絵としてはわかりやすい展開。
ある意味新鮮だったのは、天国と地獄、神と悪魔、みたいなでっかいスケールの問題を、ものすんごい矮小な、ちっさいところでああだこうだ戦ってるって点(笑)
観ていて思わず「ちっちぇ〜!」と叫んでしまいました(笑)
CGは凡庸。全体の雰囲気やCGの味付けはマトリックスのぱくり、ってか、キアヌを主演にした時点で、マトリックス的に、という意図があったんでしょう。
この手の映画にツッコミを入れるのは野暮かも知れませんが、自宅でレンタルDVDで楽しむなら、ちょっとアルコールを摂取した上で、盛大にツッコミつつ観るのがいちばん楽しいかも。
わたし的には、ルシファーに中指立てるとこが気に入った。
一緒に観ていた夫は、見終わってから嬉しそうに「つまり悪魔が●●を治してくれる映画やったんやー」と言いました。ちなみに夫、節煙中ですが禁煙できないだめ男っす(涙)
とにかく、キアヌが好きでないなら、観ない方がいいと思いまする。
2007年08月30日23:03『ファイヤーウォール』
yahoo映画ですが http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tydt/id324194/
ハリソン・フォードと言えばハン・ソロ!!!
ハン・ソロにまじに恋してしまったわたしとしましては、あたまのてっぺんがかなり薄くなり、もともと多かった顔の皺がさらにふえ、ほっぺたもたるみ、もうどう見てもお年寄りにしか見えなくなったとはいっても、やっぱハリソン・フォードだから「ゆるす」、としか言えません(笑)
そもそも、アクションをさせてこそのハリソン・フォードが「コンピューターの専門家」って設定が無理なんじゃないかと思ったんですが、案の定、映画的にはそういう設定なんかはもう、途中で忘れた、って感じですね(^^;
家族の為にからだを張る。それを見せる。
それだけの映画なんだけど、そこだけ評価すればいいんじゃないかなー。
とにかくラストの殴り合い。あれにつきます。あれを見るために、そこまでのかなりお笑いな設定につきあいました、って感じ。
ほんとに痛そうに殴られるのに、いくら殴られても立ち上がってやりかえす。これです。この雰囲気だけは、レイダースの頃から変わってないわ〜(*^^*)
ストーリーそのものはかなり無理があったように感じました。ものすごい手間ひまかけて、セキュリティシステムの専門家である主人公の私生活を調べ、完璧な計画をたてたはずの犯人がそもそも、ピザ屋のふりして家に押し込むってところからして無茶だ(笑)
今どき、そんな、銀行のえらい人の家がセキュリティシステムもつけず、建築家やってる知的な妻が「ピザでーす」と言われただけで画面も確認しないでドアを開けちゃうんだもん(^^;
あたしだって、宅配便のお兄さんかどうか、画面で確認してからドア開けますよ。
他にも「それはないっしょ」というところが満載でした。
でもいいんですよ、ハリソン・フォードが「愛する妻と子のために」からだはって殴り合う場面が見られたんだから(笑)
ハリソン・フォードと言えばハン・ソロ!!!
ハン・ソロにまじに恋してしまったわたしとしましては、あたまのてっぺんがかなり薄くなり、もともと多かった顔の皺がさらにふえ、ほっぺたもたるみ、もうどう見てもお年寄りにしか見えなくなったとはいっても、やっぱハリソン・フォードだから「ゆるす」、としか言えません(笑)
そもそも、アクションをさせてこそのハリソン・フォードが「コンピューターの専門家」って設定が無理なんじゃないかと思ったんですが、案の定、映画的にはそういう設定なんかはもう、途中で忘れた、って感じですね(^^;
家族の為にからだを張る。それを見せる。
それだけの映画なんだけど、そこだけ評価すればいいんじゃないかなー。
とにかくラストの殴り合い。あれにつきます。あれを見るために、そこまでのかなりお笑いな設定につきあいました、って感じ。
ほんとに痛そうに殴られるのに、いくら殴られても立ち上がってやりかえす。これです。この雰囲気だけは、レイダースの頃から変わってないわ〜(*^^*)
ストーリーそのものはかなり無理があったように感じました。ものすごい手間ひまかけて、セキュリティシステムの専門家である主人公の私生活を調べ、完璧な計画をたてたはずの犯人がそもそも、ピザ屋のふりして家に押し込むってところからして無茶だ(笑)
今どき、そんな、銀行のえらい人の家がセキュリティシステムもつけず、建築家やってる知的な妻が「ピザでーす」と言われただけで画面も確認しないでドアを開けちゃうんだもん(^^;
あたしだって、宅配便のお兄さんかどうか、画面で確認してからドア開けますよ。
他にも「それはないっしょ」というところが満載でした。
でもいいんですよ、ハリソン・フォードが「愛する妻と子のために」からだはって殴り合う場面が見られたんだから(笑)
2007年08月29日11:49『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』
公式HPがまだありました。
http://www.brianjones.jp/
伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」を読んでいて、ひさびさに目にしたブライアン・ジョーンズの名前。
わたしがストーンズを聞き始めたのは中学の頃ですから、すでにブライアン・ジョーンズは死亡、ストーンズはミック・テイラーの時代になってました。本格的にストーンズ好きになったのは高校生からなので、さらに時代は変わって、ロン・ウッドがはねまわってました。
なので、ブライアン・ジョーンズに対する思い入れ、というのはないんですよね。ただ、初期のストーンズを聴くと、確かに音楽性が違ってたな、と思うくらいで。
映画では、他殺説(ある意味自殺)に基づいて、そこに至るまでに追いつめられていく、天才ロックスターの悲劇を描いています。
知性が高く繊細でありながら、ドラッグによる幻覚や快楽から自信を切り離すだけの勇気を持たなかった男の子。
正直、おばかさんだな、とは思うけれど、このタイプの人はポップスターの世界には必ずいるんですよね。
映画としては、60年代の風俗や、ミックやキース役の人たちがよく特徴をつかんでるなあ、という点など、面白く見られました。
あの国旗シャツは、わたしの時代でも、渋谷族が愛用していましたよ(^^)
http://www.brianjones.jp/
伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」を読んでいて、ひさびさに目にしたブライアン・ジョーンズの名前。
わたしがストーンズを聞き始めたのは中学の頃ですから、すでにブライアン・ジョーンズは死亡、ストーンズはミック・テイラーの時代になってました。本格的にストーンズ好きになったのは高校生からなので、さらに時代は変わって、ロン・ウッドがはねまわってました。
なので、ブライアン・ジョーンズに対する思い入れ、というのはないんですよね。ただ、初期のストーンズを聴くと、確かに音楽性が違ってたな、と思うくらいで。
映画では、他殺説(ある意味自殺)に基づいて、そこに至るまでに追いつめられていく、天才ロックスターの悲劇を描いています。
知性が高く繊細でありながら、ドラッグによる幻覚や快楽から自信を切り離すだけの勇気を持たなかった男の子。
正直、おばかさんだな、とは思うけれど、このタイプの人はポップスターの世界には必ずいるんですよね。
映画としては、60年代の風俗や、ミックやキース役の人たちがよく特徴をつかんでるなあ、という点など、面白く見られました。
あの国旗シャツは、わたしの時代でも、渋谷族が愛用していましたよ(^^)
2007年08月19日22:52『タンポポ』
借りたまま観ていなかったDVDを旅行に持参しました。
函館ラーメン食べたあとなので、なんかグッドタイミング(笑)
言わずと知れた、故・伊丹十三監督の名作です。といっても、物語は、つぶれかけたまずいラーメン屋を、いきずりの男が助けてうまいラーメン屋に生まれ変わらせる、というだけの、なんか西部劇チックな浪花節。
この映画の見どころは、物語ではなく、物語とは無関係にどかどか詰込まれた「食と人」にかかわる様々なエピソード。
特に、グルメな路上生活者がレストランの厨房に忍びこんで作ったオムライスは衝撃的でした。その後、全国の洋食屋にこのタイプのオムライスが登場し、あの日本橋のたいめいけんではその名もズバリ「タンポポ風オムライス」という名物メニューになったほど。わたしも映画館で観た日に、家に帰って作っちゃったもんなー。
チキンライスの上に、半熟状態のプレーンオムレツをのせ、真ん中からオムレツを開いて、とろっとした卵をチキンライスの上に広げて食べる、という、邪道ではあるんですが、たまらんくらい旨いオムライスです。このオムライスを世に広めたというだけでも、この映画の存在意義はあると思う。
他にも、スパゲティを音をたててすする外国人のシーンなど傑作。また、やわらかい食べ物を指で押してつぶすのを楽しむ「恐怖のぷにぷに婆」とスーパー店主の追いかけっことか、傑作です。
当時は珍しかった、ハサミで切って食べる骨つきカルビ、なんてのも印象的でした。
それと、出で来る役者さんが、当時はまだ若手だったのに、今やハリウッドスター、というのも感慨深いですね。渡辺謙さんが若くて細い! 役所広司さんはキザな二枚目が似合います。
いろんな楽しみ方のできる映画です。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD17644/ goo映画より
函館ラーメン食べたあとなので、なんかグッドタイミング(笑)
言わずと知れた、故・伊丹十三監督の名作です。といっても、物語は、つぶれかけたまずいラーメン屋を、いきずりの男が助けてうまいラーメン屋に生まれ変わらせる、というだけの、なんか西部劇チックな浪花節。
この映画の見どころは、物語ではなく、物語とは無関係にどかどか詰込まれた「食と人」にかかわる様々なエピソード。
特に、グルメな路上生活者がレストランの厨房に忍びこんで作ったオムライスは衝撃的でした。その後、全国の洋食屋にこのタイプのオムライスが登場し、あの日本橋のたいめいけんではその名もズバリ「タンポポ風オムライス」という名物メニューになったほど。わたしも映画館で観た日に、家に帰って作っちゃったもんなー。
チキンライスの上に、半熟状態のプレーンオムレツをのせ、真ん中からオムレツを開いて、とろっとした卵をチキンライスの上に広げて食べる、という、邪道ではあるんですが、たまらんくらい旨いオムライスです。このオムライスを世に広めたというだけでも、この映画の存在意義はあると思う。
他にも、スパゲティを音をたててすする外国人のシーンなど傑作。また、やわらかい食べ物を指で押してつぶすのを楽しむ「恐怖のぷにぷに婆」とスーパー店主の追いかけっことか、傑作です。
当時は珍しかった、ハサミで切って食べる骨つきカルビ、なんてのも印象的でした。
それと、出で来る役者さんが、当時はまだ若手だったのに、今やハリウッドスター、というのも感慨深いですね。渡辺謙さんが若くて細い! 役所広司さんはキザな二枚目が似合います。
いろんな楽しみ方のできる映画です。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD17644/ goo映画より
