2007年01月
2007年01月31日03:48『月光とアムネジア』
今月は仕事でも私用でも電車に乗る機会が多く、おかげで、むちゃくちゃに忙しかったわりには、たくさん本が読めました。こちらでご紹介する本も、20冊目?中に一冊でも、皆様の好みに合ったものがあれば嬉しいですが。
牧野修さんの作品には創作された「奇病」が、テーマを具象化する仕掛けとして頻繁に使われます。本作では、一定時間ごとに記憶を喪失する症状を引き起こす、レーテ、と呼ばれる怪現象が。
記憶のリセットのたびにアイデンティティの喪失と情報の不足に悩まされながら、生死をかけた壮絶な戦闘を生き抜く主人公が到達した【彼岸】とは……
牧野作品らしいいびつで斬新な言語感覚、あまりにも入り組んだプロット、残虐で滑稽ですらある殺戮の描写。
短い作品でありながら、牧野テイストをあますところなく描き出した、ものすごく読み手を選びそうな傑作です(^^;;;
血がイヤんな方、バトルモードがイヤイヤんな方はご注意。
牧野 修
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030859-4
600円+税
2007年01月30日15:3811月11日!!! この日は予定を空けておきましょう(^^)
昨日の推協理事会で、正式に決定しましたので、もうみんなにPRしてもいいよ、ということで。
日本推理作家協会創立60周年記念のイベントが、いろいろなメディアで始まりますが、クライマックスは、今年11月11日、立教大学(池袋)をお借りしての、コンベンション、と決まりました。
どんな催しものをするかは、これから決まりますが、今のところ、ミステリー史に関する講演会、作家のトークショー(テーマ別)、大学ミステリ研対抗ミステリ・クイズ大会、人気作家が提供する物のオークション、落語やバンド演奏などのライヴ(出演はプロ作家を含めたグループで)、サイン会等々、まだアイデアの段階ですが、いろんなことが実現する予定です。
一般の皆様にも、チケットをご購入いただいてすべてのイベントを楽しんでいただく予定です。
チケット代金や購入方法などはまだ未定ですが、11/11に立教大学、は決定ですので、ミステリ好き、あるいはミステリ作家好きな皆様、11/11の日曜日は予定を入れず、しっかり空けてお待ちください(^^)
推協所属の作家さんたちを、間近で、いっぱい見られると思います(^^)
(まだ詳細は決まっていませんので、この件については問い合わせ先もありませんし、わたしに問い合わせていただいてもお答えできることはあまりないと思います。もう少しすると、新聞等のメディアで決まったことが発表されるようになり、チケットの購入方法なども夏過ぎあたりには決まるんじゃないかと思います。それまでは、とにかく11/11に他の予定を入れず、地方在住の皆様は、旅費を貯金しておいてね)
日本推理作家協会創立60周年記念のイベントが、いろいろなメディアで始まりますが、クライマックスは、今年11月11日、立教大学(池袋)をお借りしての、コンベンション、と決まりました。
どんな催しものをするかは、これから決まりますが、今のところ、ミステリー史に関する講演会、作家のトークショー(テーマ別)、大学ミステリ研対抗ミステリ・クイズ大会、人気作家が提供する物のオークション、落語やバンド演奏などのライヴ(出演はプロ作家を含めたグループで)、サイン会等々、まだアイデアの段階ですが、いろんなことが実現する予定です。
一般の皆様にも、チケットをご購入いただいてすべてのイベントを楽しんでいただく予定です。
チケット代金や購入方法などはまだ未定ですが、11/11に立教大学、は決定ですので、ミステリ好き、あるいはミステリ作家好きな皆様、11/11の日曜日は予定を入れず、しっかり空けてお待ちください(^^)
推協所属の作家さんたちを、間近で、いっぱい見られると思います(^^)
(まだ詳細は決まっていませんので、この件については問い合わせ先もありませんし、わたしに問い合わせていただいてもお答えできることはあまりないと思います。もう少しすると、新聞等のメディアで決まったことが発表されるようになり、チケットの購入方法なども夏過ぎあたりには決まるんじゃないかと思います。それまでは、とにかく11/11に他の予定を入れず、地方在住の皆様は、旅費を貯金しておいてね)
2007年01月30日08:32疲れが抜けません
丸1日外出するともうだめだ〜朝が辛いです。でもあたしの場合、昼寝が出来るから、会社勤めの人よりは楽ですよね。日本にもシエスタの習慣があって、会社に昼寝室なんかあると、過労で亡くなる方も減るかも……
牛肉とマイタケの炒めものは、焼き肉のタレ味で。写真では真っ黒けですが、実際は茶色だよ(笑)
ケータイだと光の加減がよくわからなくて、色味も調整が難しい。
茹でたまご、茹でソーセージ、茹でブロッコリーに茹でジャガイモ。みんな別々に茹でるのが面倒ですが、野菜はレンジでチンしてからだと早く茹で上がります。塩を忘れず。水気をよく切って、酢、マヨネーズ、芥子、塩、コショウ。たっぷりタンパク質のサラダです。
白五穀米にゆかり。
デザートは生のブルーベリー。甘い!
2007年01月30日02:31『ヨーロッパを旅してしまった猫のはなし』

愛猫の黒猫ノロを連れて、三週間もヨーロッパ各地を旅してしまったご夫婦のweb日記です。旅行中は随時webが更新されていたらしく、猫好きにはハラハラドキドキ、楽しみだったでしょうね〜(^-^)
猫は家でゴロゴロしてるのが好きなので、旅行なんかしたくなかったと思いますが(笑)、旅先でも超マイペースなノロは旅行向きな猫の典型。飼い主のワガママに付き合ってくれて、それなりに楽しんでしまっている写真が、ごっついラブリー〜
ああ、うらやましい。我が家のちびりんはもう老猫なので旅は無理。でも、環境が変わっても飼い主さえいれば平気(よその家にお泊まりできます)だし、トイレ箱をどこに動かしても粗相しないし、人間なら誰でも好きなので、もう少し若かったら旅猫にできたなあ…
飛行機に機内持ち込みできる(航空会社によって規定あり)ことや、検疫が思っていたより簡単(出発時三時間、帰国して十二時間等、細かい決まりはあります)なことなど、知らなかった情報がいっぱい。飼い主のワガママと知りつつも、猫と離れたくない、旅もしたい人、必読です!
猫の性格が旅に不向きで諦めた人は、代わりに旅するノロの姿になごみましょう(^^)
平松謙三
ブルース・インターアクションズ
ISBN4-86020-130-2
1600円+税
2007年01月29日23:23打ち合わせと会議と推協新年会
昼からずーっと、飯田橋のメトロポリタンエドモンドホテルにおりました。
飯田橋着12時半、駅近くのきしめん屋さんでおかめきしめんをするすると食べ、1時少し前からまずは文春の担当Hさんに新作のゲラを渡して打ち合わせ。4月に出る新刊で、ちょっと風変わりな楽しい本になりそうです。
1時半からはそのまま席だけ移動して、光村図書のIさんと連載の打ち合わせ。Iさんはすっごい美人で、向かい合って座ってるとドキドキしちゃいます(^^)
2時過ぎに終えて、やっとひと息、トイレ休憩して、ケータイで仕事のメールチェックなど済ませ、2時半からは推協の60周年記念企画会議。ほんとはそのあと常任理事会なので30分くらい休憩できるはずだったんですが、企画会議が長引いたので着席のまま常任理事会も傍聴してしまい、4時からは理事会になだれこみ。
ようやく会議が終わったのが5時半でした。
6時からは同じホテルの宴会場で新年会です。新年会って意外と作家の出席率が低めなので、いつもあまり友達に逢えずに終わるんですが、今年はなんとなく盛況で、いっぱいいろんな作家さんとお話ができました。
でも、昼からずーっと誰かと喋っている状況だったし、パーティ会場でも次々と編集者につかまって仕事の打ち合わせ(会場で新刊の装幀案を見たり、ゲラ受け取ったりですよっ・涙)ばかり続いたので、いったい誰と喋ったのかわかんなくなっちゃったよー。
トピックスとしては、今年はなんだかお料理のグレードがUPしていて、フォアグラ丼だの北京ダックだのが並んでいたこと、かな(笑) 今夜は家に帰っても夕飯はない(息子とパパは外食)とわかっていたので、隙をみてはできるだけ食べました(^^)
パーティのあとは、女性作家五人(新津きよみさん、岸田るり子さん、高野裕子さん、松村比呂美さん)でレストランでお喋り。楽しくてつい時間を忘れ、ハッと気づいた時には、新宿発ロマンスカーの予約時刻に間に合わない!!!
焦って飯田橋駅に駆けつけたのですが、JRの時間調整とかで電車が遅れ、新宿駅に着いた時には発車時刻の一分前という危機的状況! ロマンスカーの終電まではまだ時間があったんですが、もう指定券が売り切れているのは目に見えていたので、とにかく、一時間半も満員電車で立って帰るのはいやーっ、と、全力疾走しました(笑) 心臓とまるかと思った。幸い、電車が着いた位置が乗換口に近い階段だったので最短距離で乗換ができ、ぎりぎりセーフ。ゆったり座って帰れました(^^)
たまにパーティに出るのは楽しいけど、打ち合わせと会議があると疲れますね。ぐったり。
飯田橋着12時半、駅近くのきしめん屋さんでおかめきしめんをするすると食べ、1時少し前からまずは文春の担当Hさんに新作のゲラを渡して打ち合わせ。4月に出る新刊で、ちょっと風変わりな楽しい本になりそうです。
1時半からはそのまま席だけ移動して、光村図書のIさんと連載の打ち合わせ。Iさんはすっごい美人で、向かい合って座ってるとドキドキしちゃいます(^^)
2時過ぎに終えて、やっとひと息、トイレ休憩して、ケータイで仕事のメールチェックなど済ませ、2時半からは推協の60周年記念企画会議。ほんとはそのあと常任理事会なので30分くらい休憩できるはずだったんですが、企画会議が長引いたので着席のまま常任理事会も傍聴してしまい、4時からは理事会になだれこみ。
ようやく会議が終わったのが5時半でした。
6時からは同じホテルの宴会場で新年会です。新年会って意外と作家の出席率が低めなので、いつもあまり友達に逢えずに終わるんですが、今年はなんとなく盛況で、いっぱいいろんな作家さんとお話ができました。
でも、昼からずーっと誰かと喋っている状況だったし、パーティ会場でも次々と編集者につかまって仕事の打ち合わせ(会場で新刊の装幀案を見たり、ゲラ受け取ったりですよっ・涙)ばかり続いたので、いったい誰と喋ったのかわかんなくなっちゃったよー。
トピックスとしては、今年はなんだかお料理のグレードがUPしていて、フォアグラ丼だの北京ダックだのが並んでいたこと、かな(笑) 今夜は家に帰っても夕飯はない(息子とパパは外食)とわかっていたので、隙をみてはできるだけ食べました(^^)
パーティのあとは、女性作家五人(新津きよみさん、岸田るり子さん、高野裕子さん、松村比呂美さん)でレストランでお喋り。楽しくてつい時間を忘れ、ハッと気づいた時には、新宿発ロマンスカーの予約時刻に間に合わない!!!
焦って飯田橋駅に駆けつけたのですが、JRの時間調整とかで電車が遅れ、新宿駅に着いた時には発車時刻の一分前という危機的状況! ロマンスカーの終電まではまだ時間があったんですが、もう指定券が売り切れているのは目に見えていたので、とにかく、一時間半も満員電車で立って帰るのはいやーっ、と、全力疾走しました(笑) 心臓とまるかと思った。幸い、電車が着いた位置が乗換口に近い階段だったので最短距離で乗換ができ、ぎりぎりセーフ。ゆったり座って帰れました(^^)
たまにパーティに出るのは楽しいけど、打ち合わせと会議があると疲れますね。ぐったり。
2007年01月29日08:42今日は外出
昼から打ち合わせと会議とパーティーで夜までびっちり。その前にゲラと格闘しなくてはならないし、影武者が欲しい……メインはハンバーグです。化学調味料や保存料など無添加の、味つけしてないレトルトのハンバーグを見つけました。お湯で温めてから、軽く焼いて、好みのソースで食べる式。便利そうなので試しに買ってみました。温めてからバターで焼き、取り出して、フライパンに残った肉汁に赤ワインと醤油を加えて煮詰めソースに。味を染み込ませるため、ソースにハンバーグを戻して冷めるまで置いてから詰めました。
ひじきは、大豆とタケノコと一緒に水煮してあるドライ缶詰。ごま油で炒めて、酒、味醂、砂糖、醤油で味付け。
もやしはさっと茹でて、絞って、ごま油、いりごま、砂糖、醤油でナムル風。
ブロッコリーは茹でて、下にマヨネーズを敷いて、上にもちらっとマヨネーズ。
ご飯は 白五穀米。梅ふりかけと梅干し。
デザートはいちごです。
2007年01月27日11:10『乱鴉の島』
四年ぶりの火村&有栖川シリーズ長編、しかも初めての孤島もの、となれば、ファン必読ですね。孤島ものの醍醐味は、物語の中で慣れ親しんだメンバーの中の誰かが実は犯人、という、ラスト謎解きにおける緊張感ですが、今回は、探偵役二人の潔白も同時に晴らさなくてはという展開。いつになく苛立つ有栖川にハラハラさせられます(^-^)
殺人にまつわる謎解きはオーソドックスですが、背景となった「とある目論み」がとても哀しい。そしてその目論みが崩壊した先に見えて来たものこそ、作者が描きたかった何か、でしょう。
ラストの有栖川節がロマンチックなのでした。
有栖川有栖
新潮社
ISBN4-10-430802-1
1700円+税
2007年01月26日08:46旧容器復活!
2007年01月26日01:57『幻獣遁走曲』
再読です。でも前は単行本で読んだので文庫はお初。日常の謎系本格ミステリーの中でもわたしが傑作だと思っているのが、本作を含めた、謎のフリーアルバイター・猫丸先輩シリーズなのです。
猫丸先輩のキャラがとにかくいい!つかみどころがなく飄々としていて、なんとなくひとをくってて、しかも妙な迫力でもって、かなり無茶な論理で謎を解き明かしてしまいます。よくよく考えたら「そんなアホな〜」と腰が砕けそうな謎解きだったりもするんですが(笑)、それでも謎は見事に解決、しかもみんなハッピーになるんだから素晴らしい(^-^)
これぞまさに、コージー本格ミステリー!
殺人とか血がいっぱい出る話は読みたくないっ、という皆さんはぜひ!
それにしても、最後の作品に出てくる、かごいっぱいの松茸……
憧れる〜
収録作品
『猫の日の事件』
『寝ていてください』
『幻獣遁走曲』
『たたかえ、よりきり仮面』
『トレジャーハント・トラップ・トリップ』
倉知 淳
創元推理文庫
ISBN4-488-42104-0
640円+税
2007年01月25日15:23『所轄刑事・麻生龍太郎』見本できました
前にもお知らせしてありますが、新刊が出ます。本日、担当さんから見本をいただきました。意識的にレトロな装幀にしてあります。いろいろと方向性は考えたのですが、本作は、これまでの山内と麻生の物語よりかなり前の話になるので、これまでのシリーズや経緯を読んでいない方でもまったく問題なく読めます。従いまして、シリーズとは本自体の雰囲気もかなり変えてみました。
年代ははっきり出していませんが、1980年代初頭を中心にした、麻生が新米刑事の頃の連作集です。
計算してみると、山内はこの頃、やっと大学に入ったか入らないかくらい? いずれにしても、二人の人生が交錯する前の物語。
でも、麻生って人は、この頃から基本的に変わってないんですよね(^^;;;; そのあたり、シリーズ読者はまたひそかな楽しみを感じていただけるかと思います。シリーズ未読の方は、そのまんま警察小説だと思ってお読みいただいて大丈夫です。
シリーズの登場人物では、及川が出ますが、他にも、現在角川のケータイ小説サイトで連載中のものをお読みの方には「あれっ?」という人物も出て来ます(^^)
派手な警察アクションはありません。下町の所轄署ならではの少し哀しい事件に麻生が取り組みます。
新潮社
ISBN978-4-10-471102-4
1500円+税
奥付 2007.1.30
書店予約は始まっています。
書店さんの店頭には、早ければ来週早々に並ぶかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

